2016年02月10日

オデッセイ

☆☆☆☆ー



方程式物。火星に一人取り残された宇宙飛行士が限られた資源を使って、救出までの期間を生き残る手段を考える。ひとつひとつ科学的知識と根気とひらめきによって解決していく。が、気象変動やアクシデントなどで新たな問題が発生し、さらに解決を迫られる。絶対的孤独感と絶望的状況のなか錯乱しそうになるが、淡々と仕事をこなし生き続ける。

主人公のざっくばらんで、くよくよと拘泥しない性格のおかげで明るく見られる。一方地球でも女性・中国系・インド系・アフリカ系など様々な人種の人々あるいは国を超えた全人類こぞっての協力で困難に立ち向かい救出に全精力を注ぐ。

努力と協力により生還。ディズニー映画のような展開。

だが、どこにも悪人になる人はいない。これだけの時間の中でその展開は無理かもしれないがみんながみんな協力的で仲良しだけの世界は非現実的で面白みにもかける。ただ時間と物理的現象のみが敵。

絶望的状況に闘うのを止めたら、そこには死しかまっていない。どんな困難にも立ち向かっていったその姿勢と科学的工夫の数々は素晴らしい。

ただ一人の人間の命を救うためだけに莫大な予算と年月と国の最高の頭脳が費やされることへの葛藤が描ければなおよかったのだが。

普段地球上の政治などの場面では対立し合っている国同士が、人命のため協力関係を築くという場合、かつては米ソであったが今やアメリカと肩を並べる超大国は中国になっているというのは時代を感じる。

http://www.foxmovies-jp.com/odyssey/
http://eiga.com/movie/82409/

監督:リドリー・スコット
出演:マット・デイモン(マーク・ワトニー)、ジェシカ・チャステイン(メリッサ・ルイス)、クリステン・ウィグ(アニー・モントローズ)、ジェフ・ダニエルズ(テディ・サンダース)、ケイト・マーラ(ベス・ヨハンセン)、キウェテル・イジョフォー(ビンセント・カプーア)



原題 The Martian
製作年 2015年
製作国 アメリカ
配給 20世紀フォックス映画
上映時間 142分


posted by jmovie at 23:45 | TrackBack(1) | 洋画・ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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映画『オデッセイ』 THE MARTIAN ネタバレでお節介な解説
Excerpt: (ネタバレはストーリー紹介等の後、「以下ネタバレ注意」注意書き以降から) 面白かった!この映画大好き! 絶望的なサバイバルが最新科学技術や現実に基づいたリアリティ重視で描かれるにも関わ..
Weblog: グドすぴBlog
Tracked: 2016-02-20 01:32
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