2016年02月16日

イット・フォローズ

☆☆ーーー



自分にしか見えない物が付けてくる。姿形を変え静かにゆっくりと。しかし確実に休むことなく。逃れるには誰かにそれを移転させるしかない。性行為で移転するので、主人公の少女に移したのは彼氏だと思っていた人物。裏切られたと同時に恐ろしさも。

なんとかして逃げながら、それが何なのかを探る。移転後失踪した彼氏を探す捜索や対応策、そして退治する方法。

妹や友人たちと逃亡、捜索、対策をとっていくのでホラー的な楽しみと多くの楽しみがある。危機を乗り越える中、スキになった二人が結ばれるのは、しかしそれを移転することになる。そういう葛藤もまた面白い。

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2016年01月30日

『クリムゾン・ピーク』


☆☆☆ーー



ゴチックホラーと思ったが、幽霊はメタファーで実は恋愛映画だった。それも歪んだ愛のおどろおどろしい発露。少女時に亡くした母の幽霊にクリムゾンピークに気をつけろと警告されていた主人公女性。英国貴族の館へ嫁ぐ。そこで恐ろしいことが行われていた。

主人公は金髪、19世紀のお嬢様ドレスをまとった深窓の令嬢。花婿は英国準男爵、色白で病弱そうな痩身。美人だが冷たそうな姉。貧乏貴族故荒れ果てた所領と寂れた館とわずかばかりの使用人がいるだけ、その値は泥炭の埋まった赤土の大地。雪が積もるとその雪に泥土の色がしみこみ真っ赤に染まる。人々からクリムゾンピークと呼ばれる地だった。

リアルで生々しい描写の幽霊は最初から随所に出てくるのだが、それらはほとんど何もおこさない。その一方なんだがステレオタイプな始まり型をした恋愛ドラマがあっという間に進展。米国資産家の娘は男と結婚して英国へ旅立つ。が、そこで猟奇的な事件が起こる。

その後も幽霊ものとして見ると、生々しい幽霊が登場するがこれと行った進展がなくまどろっこしいが、男の正体が徐々に現れ館での恐怖の体験が露見してくる。

この幽霊屋敷とでもいうべく館の時代がかったおどろおどろしさが魅力の作品。
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2015年05月01日

ピラミッドの呪い

☆☆☆ーー

Google Playで5/7まで「旅のおともに、映画を1本プレゼント」キャンペーンをやっているので、それで観た。


まったく新しいピラミッドの発掘に成功した父娘とその取材に来たクルーが、政府から禁止される中で密かに侵入したピラミッド内部で危機に陥る。

検索してもYahoo!映画などの映画情報サイトに出てこないのでどうやら日本での劇場公開はなかったようだ。

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2014年01月17日

インシディアス 第2章[2014]

☆☆☆ーー

前作の直後からの続き。緻密に考えられたホラー。

霊界(霊の住むあちら側の世界)と人間界との二つの世界が重なっていて、生きた人間が霊界へ行きさまよう描写がいい。とくに幽霊が人間の世界に及ぼす影響が人間には現象面でしか見えていないため不可解な怪奇現象に見える。これを幽霊ものだから不思議であればよいという適当な考えではなく、ちゃんと霊界での動きも考えてあるのが立派。ちゃんと伏線回収もしてくれている。

幽体離脱したまま霊界に留まり寝続ける息子を助けるために霊界に往った父。だが、連れ戻したときに霊界から連れて来た霊によって霊媒師が殺されてしまう。その後の話。正常にもどったかに見えた家族にさらに不思議な現象が続けて起こる。霊界から戻って来たのは本当に父だったのか?疑惑も残る中で霊媒師が死んでしまい対策もままならないなか取った方法とは。

前作ともしっかりリンクしていて、複数いる幽霊の違いもちゃんと区別されている。怖いというより上手いホラー。前作も観てから本作を観るのが正解。
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2012年12月06日

ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館

☆☆☆ーー

ゴチックホラー映画の典型。色白で疲労した表情の主人公の精神的な危うさが亡霊に怯えた感じを増している。

田舎のお屋敷に都会の人間が一人で訪れる。村の人間は追い返したがる。そこで次々に起こる怪奇現象で村人に犠牲者が出て、訪問者が責められることになる。

本作では黒衣の女を見た者の周囲で子供が死ぬという。主人公は屋敷の元住人の遺書を探す中、女の正体やなぜ子供を殺すのかという真相をつかむことになる。

大人になったハリーポッターだが、まだ幼さが残り大人の役はやや難しいが、今回は追いつめられた頼りない人物ということでなんとか役をこなしたようにも見える。

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