2016年02月18日

ドラゴン・ブレイド

☆☆ーーー



ローマ帝国軍対中国西域諸民族連合軍の大会戦。騎馬はぶつかり合い、弓矢が飛び交い、ブレードが火花を散らす。砂漠での大人数での合戦や、砦内や街中での近接の戦いが見所。特に至近距離での弓矢の迫力はすごい。

また、中国軍とローマ軍兵士の異なる装備での戦いも異色で面白い。

ジャッキーは、西域警備隊長でフン族(と訳されていた)の出身。シルクロードの安全を守り地域紛争を抑えるのが仕事。人を殺さず、戦わず、諍いをなだめる。多数の異民族が混在する西域ではそれは難しいこと。だが、異民族の自分をひらって育ててくれた将軍の願いを叶え、また漢民族の妻を娶ったことで差別にも苦しむ中でたいへんな仕事をしている。だが、だからこそ突如来訪したローマ帝国という全くの異邦人すらも融和していくことができたのだ。

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posted by jmovie at 22:22 | TrackBack(1) | アジア・歴史/戦争 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月17日

ブリッジ・オブ・スパイ

☆☆☆☆ー



スパイ交換を行う駆け引き。東側スパイの悟ったような姿勢。国益と無関係に表面的情報で非難したり、賞賛したりする西側市民。

人々から中傷され、命の危険にさらされ、コートを奪われ、寒さに震えながらも一人のスパイのため、あるいは無関係な青年のためにただひたすら正義の戦いに取組続ける弁護士の真摯な姿勢は感動的。

だが、最後に彼が国のために活動したことを知った世間の人から誉められるのはなんだか、シラけた。結局そこから利益を得てしまったのだから。そこは人知れず国の役に立った。家族もうすうす気がつきながら口に出さない奥ゆかしさのまま。そうであれば感動できたかもしれない。歴史的事実がそうだとしても、安直すぎる。

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posted by jmovie at 21:11 | TrackBack(0) | 洋画・歴史/戦争 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月16日

イット・フォローズ

☆☆ーーー



自分にしか見えない物が付けてくる。姿形を変え静かにゆっくりと。しかし確実に休むことなく。逃れるには誰かにそれを移転させるしかない。性行為で移転するので、主人公の少女に移したのは彼氏だと思っていた人物。裏切られたと同時に恐ろしさも。

なんとかして逃げながら、それが何なのかを探る。移転後失踪した彼氏を探す捜索や対応策、そして退治する方法。

妹や友人たちと逃亡、捜索、対策をとっていくのでホラー的な楽しみと多くの楽しみがある。危機を乗り越える中、スキになった二人が結ばれるのは、しかしそれを移転することになる。そういう葛藤もまた面白い。

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posted by jmovie at 22:36 | TrackBack(0) | 洋画・ホラー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月15日

さらば あぶない刑事

☆☆ーーー



30年前のテレビシリーズ。劇場版映画としても7作目になる人気ドラマシリーズ。

銃撃戦、カーアクションなど派手なアクションが見ものの刑事ドラマ。タカ&ユージの軽妙お気楽お色気ギャグコンビのキャスティングが人気の中心。

そんな二人が定年を数日後に控えて因縁の暴力団組織を壊滅させるべく最後の奮闘をする。お馴染みの刑事仲間も登場して懐かしさを満喫できる。敵は吉川晃司演じる新興犯罪シンジケート幹部。彼は表では貿易商の顔を持ち、上流階級のしゃれたスタイルをしながら自ら格闘技をこなすオールマイティの犯罪者。タカの若いフィアンセも交えて派手なドンパチで目をはなすスキもない。

事件の扱いがかなり雑で整合性を感じないのは昭和のドラマそのままなということで、見逃すにしても、基本的に何にも考えなくてもドンパチ格闘技で戦いを楽しめばいいだけの作品なんだが、どうしても老いが目立ってしまう。それがちょっと見苦しい。ユージvsガルシア、タカvsガルシアのそれぞれのアクションも、ガルシアのアクションは切れがあってすごいのだけど、なんとなくバランスが取れていないようで物足りない。
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posted by jmovie at 20:03 | TrackBack(0) | 邦画・スペクタクル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月13日

俳優 亀岡拓次


☆☆☆ーー



俳優 安田顕の色々な役が見られてお得。そしてちょっと不幸せそうな麻生久美子と結ばれて欲しいなあという大人の恋の微妙な感じを楽しむのも乙。

主人公の亀岡拓次は脇役としてそこそこキャリアのある役者。だがそれは役名がついていない程度の役だったり、登場してすぐ死ぬような端役が多い。でもすっかりなじんでいて、主役を張れないことに引け目を感じたり、妙な野心もない。脇役人生ながら充実感すら感じる。仕事士な男。

彼が静かに酒を飲んで静かに一日を終えたり、役者仲間と酒におぼれる姿はちょっと好感が持てる。彼の口癖とも言える「寂しいなあ」は、しみじみしている。が、共感できると思っていた仲間が実は既婚者だったと知ったときに、突如結婚したくなりそんなタイプでもなく情熱的に行動するのは人間的な親しさを感じる。
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posted by jmovie at 20:54 | TrackBack(0) | 邦画・ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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